家屋の解体が自分の中で決定事項なら。一刻も早く、解体してしまったほうが良いです。
人が住まなくなった家は、物凄いイキオイで痛んでいくので。
ご両親が亡くなり、実家が空き家になった途端、急加速で納屋が崩壊し始めたと驚くお客様に見させていただくと。
もう、建物の内部は危険すぎて入れなくなっており。屋根瓦も崩れ始めていました。
建物が地球の重力を感じているような、建具まで折れ曲がり、その重みで割れてしまった窓ガラスから中を見ると。
往年の生活空間が垣間見れましたが。残置物を取り出すことも不可能な状態。
建物が自立してる状態であれば、瓦屋根の瓦部分を取外して、少しずつ、部材ごとに分別回収しながらの解体作業が可能でしたが。
建物がすでに半崩壊してるレベルだと、瓦屋根ごと解体することになるので、まるごと「産業廃棄物」扱いになり、処分費用がかさみます。分別回収できるうちに解体することも。解体費用を少しでも安くすることにつながるかと。
特に木造住宅の空き家は。主(あるじ)の不在を主張するかのように、築年数に関わらず、傷んでゆきます。
湿気や雨漏りなどが主な原因と考えられますが。人の「気配」が無くなっても、傷むそうです。
人が亡くなり。人の気配が無くなった木造住宅を見るたび。切ない気持ちになりますよね。
それが思い出の詰まった家ならなおさら。良い思い出のうちに、丁寧に解体してあげたいです。
古い木造納屋の解体について。